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インポートとは | IT用語をわかりやすく解説

インポート(いんぽーと)

英語:import
直訳:輸入する

目次

インポートとは

・ソフトにデータを取り込むこと
・大量のデータを移行する場合に使用することが多い
・汎用的なデータ形式にする必要がある

インポートの簡単な解説

インポートとは、英語では輸入を意味しますが、パソコンで使う場合は、他のソフトのデータを使いたいソフトに取り込むことを指します。

今まで使っていたソフトを同じような機能の別のソフトに変える場合、パソコンを買い替えたときに今まで使っていたデータを移行する場合などにインポート機能を使用します。

インポートとエクスポートの仕組み

インポートの詳細な意味

インポートは、他のソフトのデータを取り込んで、新しく使いたいソフトで取り込んだデータを使えるようにすることです。

パソコンのソフトは、それぞれデータの形式が異なるので、あるソフトで作成したデータは他のソフトでは使用できません。そのため、データを取り出して、インポートすることで新しいソフトでもデータを使えるようにします。

インポートするときのデータ形式はテキストやCSV(カンマ区切りのテキスト)といった汎用的な形式で取り出します。

データを取り出すことはエクスポートといい、多くのソフトにエクスポートの機能が備わっています。

インポート機能のあるソフト

インポート機能を使うことが多いのは、パソコンを別のパソコンに引っ越しする場合です。

ウェブブラウザのお気に入り、メールソフトのアドレス帳などは新しいパソコンでもう一度登録するのが大変なのでインポート→エクスポートの機能が標準でついています。

関連用語:
ソフトウェア

メールソフト

メールソフトにデータをインポートする場合は、設定やファイルメニューにインポート/エクスポート機能が選択できることが多いです。

OutLook2013では、ファイル → 開く/エクスポート からインポートとエクスポートができるようになっています。

アウトルックのインポート/エクスポート機能

ブラウザ

Webブラウザでは、「お気に入り」を別のブラウザからインポートする機能があります。Google Chromeでは、設定アイコンから[ブックマーク] → [ブックマークと設定をインポート] を選択します。

インポート元のブラウザを選択して「インポート」ボタンをクリックすれば自動的にお気に入りを取り込んでくれます。

関連用語

インポートとエクスポートは一般的にペアで使われる概念です。データや設定情報を他のプログラムやシステムに移すためには、エクスポート(データを出力する操作)とインポート(データを入力する操作)の両方が必要です。
エクスポート

プログラミングの文脈でのインポートは、しばしばライブラリやモジュール内のオブジェクト(関数やクラスなど)を現在のコードに取り込むことを指します。
オブジェクト

インポート操作はしばしばプログラミングにおいて、特定のモジュールやライブラリを現在のコードスコープに取り込むために使用されます。
モジュール

まとめ

インポートとは、他のアプリケーションソフトからデータを取り込むことを言います。パソコンの引っ越しや同じ機能を持つ別のソフトを使うときにインポートがあるとすぐにデータを引き継げるので便利です。

インポートする際には、まずデータをエクスポートする必要があります。エクスポートするデータは汎用的なテキストやCSV形式でなので、他のソフトでも問題なく読み込むことができます。

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この記事を書いた人

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